長野県飯山市柳原地区で平成14年2月、地域の農家が一体となって農業を守っていく集落営農組織「柳原営農組合」を発足させました。
この組織は、水田を所有している柳原地区の農家が組合員となり、受託作業や共同作業などにより効率的な農業経営を目指して設立したものです。加入戸数は240戸で、農地の保全、担い手の確保や育成も視野に入れた取組を行います。
柳原地区は、傾斜地に集落があり、農地の集約ができないため大規模農家が育ちにくく、また、高齢化などにより農地の荒廃が進んでおりました。平成10年から始まった「飯山市営農センター」の支部設立時に8集落の代表者が集まり、「検討委員会」を組織し、集落営農の先進地視察や勉強会を開始、会議や説明会を重ねて農家の意見統一を図りました。
この結果、発足時には対象の水田所有農家291戸のうち240戸が加入し、耕作面積は94haになりました。 組合で経営する水稲面積は平成29年度74haとなり、年々増加傾向にあります。
農事組合法人やなぎはら 組合長 岸田 照夫
副組合長 佐藤 正夫
副組合長 岸田 正巳
理事 武田 義治
理事 清水 信
理事 岸田 正夫
理事 小林 清登
事務局長 佐藤 義久